全国の新築マンションの平均価格が5911万円となり過去最高を更新。ウォークインクローゼットに食洗機付きのキッチン。約70平米の広さの部屋。1億3000万円の部屋もある億ション。部屋数は64戸、売れ行きは好調だという。きのう発表された全国新築分譲マンションの平均価格。平均価格が5911万円となり過去最高。東京の平均は1億1483万円と前年に比べ40%上昇し初の1億円超えとなった。10年前に8000万円でマンションを購入した女性、今では同じ間取りで1億円を超えているという。価格上昇の理由の1つが東京23区を中心とする1億円以上の高級マンション億ションの需要が上がっているため。住宅ローン金利の低いうちに買っておこうという動きがあるという。このあおりを受けるのが賃貸の価格。単身むけからファミリーむけまで全国的に上昇。東京23区のファミリー向け物件は2015年1月以降、最高値だという。この動きで買うことをあきらめた人も。家賃を抑えたため希望した間取りには住めなかったという。今の高水準は年内中、場合によっては数年は続く可能性が高いという。建築資材の価格高騰なども影響しマンション価格は今後、緩やかに上がっていく見通しだという。