冬の朝、スッキリ起きる方法をプロに聞く。きのうは各地で今シーズン最低気温を記録。厚労省によると、季節ごとの平均睡眠時間は夏に比べて冬は睡眠時間が長くなることが分かっている。睡眠コンサルタント・友野なおさんによるとポイントは深部体温だという。深部体温とは脳や臓器など体の内部の体温で、シャキっと起き上がるには深部体温を上げるのが重要だという。そこで簡単にできるのが、グーパー運動。足、手の指をグーパーを繰り返す。最後に大きく伸びで背中全体をほぐす。これだけで深部体温が上昇する。頭をスッキリさせたい人は耳もみジャンケンで、脳への活性化にもつながる。目を覚ます方法にもポイントがある。友野さんによると、音も種類を選ばないと逆に心身への負担が大きくなる。大きな目覚まし音は血圧が上がり疲れを感じる。スッキリ目覚める秘訣は、やわらかい音からアップテンポに変わる曲。1段階目は起床の15分前、柔らかなクラシックの音。2段階めは5分前、少しアップテンポな音をかけるとスッキリとした目覚めに繋がる。おすすめの曲はTHE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」だという。音量は70デシベルが理想で、iPhoneでは3分の1くらいの音量に設定すると良い。ただ爆音は避けてほしいとしている。