続いての噂は「ピラミッドは今の技術では造れない!?」。王の間以外の2つの部屋がある理由について河江博士は、元々3つ部屋を造ろうとしてた説と、埋葬しようとした部屋の計画が変更されて王妃の間、王の間と造られた説などいくつか説があると話した。河江博士は段階的に発展させていると思う、お墓は普通埋めるがこのピラミッドは地面より上にある、この時代は太陽信仰が盛んで上に上げていったのではと指摘した。王の間の上にある五重塔のような場所は、中に入ってみると高さ1mほどで何もない空間。その空間が5階建てのようになっており一番上は三角形の天井だった。重量拡散の間というやぐらのような部屋を造りその上に切妻構造を造って巨大な重量を拡散することで王の間を守ろうとしたという。去年3月、クフ王のピラミッド内部に未知の空間が発見され話題に。発見には名古屋大学が貢献した。入り口付近に新たな空間を見つけ、ファイバースコープによる内部撮影で存在が実証された。幅2m、高さ2m、奥行き9mほどで、王妃の間へ行くための通路として造られたが埋葬室が移行したことで放置されたのではないかと考えられている。