- 出演者
- 蛍原徹 きゃりーぱみゅぱみゅ 小木博明（おぎやはぎ） 峯岸みなみ
オープニング映像。
特別養護老人ホーム「さくらの里 山科」の文福は人間の死期を察知する能力を持ち「奇跡の犬」を呼ばれている。最初は2014年、ある入所者の顔を舐めはじめその後に入所者が息を引き取った。これまで看取った人数は20人以上。それに気づいた職員は家族に連絡し、最期の時を家族と過ごすことができたという。専門家は人は死期が近づくと体臭に変化が生じるので予測が成立すると指摘した。千葉・館山市のセントシュガージャパンにいるラブラドール・レトリーバーはがんを探知する能力を持つ。判別の精度は9割以上だという。タコも特別な力を持ち、腕の付け根には1本ずつに脳がある。ビンに閉じ込めても器用に足を動かして蓋を開け脱出した。文福が起こした奇跡は約10年前、認知症を患う田中さんが入所してきたときのことだった。認知機能はかなり低下しており、自分から話したり行動したりすることはほとんどなく息子のこともわからなくなっていた。
認知症を患う田中さんが施設に入居して5日目。今まで無反応だった田中さんは文福をタローと呼びかわいがった。1か月が経つと、文福と呼んでいた。さらに息子のことを見て「たかし」と名前を呼んだ。約1年半後、田中さんは亡くなった。
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文福は保護犬で、保健所で殺処分寸前だった。施設長は「その経験が自分の家族が孤独に旅立つことがないように寄り添っている」などと話した。
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街でインタビューした噂を調査。最初の噂は「街路樹にイチョウが多いのはなぜ！？」。プラントハンターの西畠さんによると、イチョウにはオスとメスがありメスは銀杏を実らせるため最近はオスを植えようとなっているという。イチョウはどれだけ切っても芽を出しメンテナンス上楽、燃えにくく火災に強いと理由を挙げた。
「宇宙服は今の技術では作れない！？」の謎をアンガールズ田中が調査。宇宙服は職人の手縫いで作られていたが縫製技術が継承されず新しく作れなくなったため40年以上使い回されているという噂を野口聡一に聞いた。宇宙服は今の値段で一着15億円。身を守るため様々な種類の素材が10層以上重ねられており、細部は職人の手縫い。野口は宇宙服は今の技術では作れないという噂は都市伝説だと答えた。噂が広まった要因の1つ目はテセウスの船。修繕を重ねすべてアップグレードしているが型番は20年間同じで、それが同じものを使い回しているという噂に繋がったとみられる。もう1つの要因は「月競争は予算競争」。NASAは2017年頃に宇宙服が足りなくなって困っていると発表。その発表をした3年後に5000億円の予算をもらった。そんな経緯もあり噂が広まったという。追加質問で田中は宇宙人はいるかを聞いた。野口は宇宙は広いので他の星の知的生命体とは会うことはないと答えた。また田中は宇宙はラズベリーの匂いがするのは本当かと聞いた。
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アンガールズ田中は宇宙はラズベリーの匂いがするのは本当かと聞いた。野口は作業したあと仲間の宇宙飛行士を迎え入れてハッチを開けた時に宇宙服から香る匂いがある、新しい宇宙船ドッキングする時に先端を開けるときも同じ匂いがすると答えた。「Smell of Space」という名前がついている。続いて音楽のような音が聞こえるという噂について聞いた。アポロ10号の宇宙飛行士が、月の裏側で口笛のような音を聞いたという会話の録音データがある。野口は音が響くのは宇宙ステーションの中で起きているもの、変な音があるときはだいたい何かが壊れてると答えた。続いて野口が人類で初めて宇宙でラーメンを食べたという噂を聞いた。これは本当だった。元々NASAは麺類禁止だったが2005年に宇宙に行くときに子どもの頃から食べているものを持っていきたいと考えた。日清食品が協力し宇宙食ラーメンの開発に成功した。宇宙おにぎりや宇宙のパンなども開発されている。
続いての噂は「深夜のラーメンがおいしいのはなぜ！？」。
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- 渋谷（東京）
続いての噂は「深夜のラーメンがおいしいのはなぜ！？」。広島大学の柴田教授に聞いた。お酒を飲むとアルコールを分解するための糖質が必要になり身近なラーメンを求める。ラーメンは糖質が高く脂分が多い高カロリー食。人は高カロリー食を取るとドーパミンが出ておいしかったと記録されるという。
続いての噂は「飛脚がやっていた疲れないナンバ走り！？」。江戸時代の飛脚がやっていた手と足を一緒に出すナンバ走りは疲れないという。ロッチ中岡がナンバ走りの研究者・矢野さんに教えてもらう。中岡は、400m走を1回目は普通に走り2回目はナンバ走りで走った。ナンバ走りは体をねじらないため体力消耗が少なく、ウサイン・ボルトもナンバ走りに近い。中岡もそれを実感し「スゴい」と感動していた。
続いての噂は「静岡にある”世界一小さな公園”！？」。静岡・長泉町に四角い植え込みのようなものがあった。役所の人に聞くと、余剰スペースを有効活用するため担当者の遊び心でギネス記録の世界一小さな公園を意識して作ったとのことだった。ただ申請はしたことがなく、正式には道路用地で公園とは名乗れないという。ギネスの世界一小さな公園はオレゴン州のミル・エンズ公園
続いての噂は「パンダの乗りものだけの公園！？」。神田錦町にパンダの遊具1つだけある広場があった。設置者はマンション住民が増えて作ろうと思った、パンダは神田とかけたと話した。
続いての噂は「ポン酢を飲むとテキーラは酔わない！？」。中岡が挑戦した。
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続いての噂は「ポン酢を飲むとテキーラは酔わない！？」。挑戦した中岡は「圧倒的に飲みやすくなったが酔ってはいる」とコメント。順天堂大学静岡病院の柳川医師に話を聞くと、酢とアルコールが混ざると酢酸エステルができるのでアルコールの全体量が減って飲みやすさを感じさせるのかもしれないとのことだった。ただテキーラはアルコール度数が高いので間違いなく酔う、おすすめできないとした。
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続いての噂は「ピラミッドは今の技術では造れない！？」。コカドがエジプト考古学者の河江博士に聞いた。昭和53年に大林組がクフ王のピラミッドを造ることができるか検証した。2.5トンの石をクレーンで積み上げる。積み上げられなくなったら道を造りトレーラーで運搬。高さ80mからはエレベーターでのリフトアップ方式で。最長部はヘリコプターで運搬。約230万個の石を使った高さ139mのピラミッドが完成した。工期は5年、総額は1250億円だった。建築関係の会社は現代の技術でも造れるとしている。4500年前の当時どのように造ったのかに関して、考古学界ではソリで運び傾斜路を使ったのではないかという考え方が有力。2～3千人いれば運べるのではないかと言われている。建設期間は約30年と推測されている。クフ王のピラミッド内部には3つの部屋があり、そこも謎に包まれている。
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続いての噂は「ピラミッドは今の技術では造れない！？」。クフ王のピラミッドには現在入り口が2つ。正式な入り口の下に盗掘で掘られた入り口がある。観光客が入る際には盗掘用の穴が使用されている。河江博士が中に入ってリポートした。1つ目の部屋は地下の間。最初に造られたとみられ、中央に大きな穴があいていた。なんのための穴かは不明。2つ目は王妃の部屋。石灰岩でできているため女性的ということでつけられた通称。クフ王の彫像を安置した場所ではないかと言われている。3つ目は中央部にある王の間。47mの大回廊を通ると盗掘目的の侵入を防ぐ石落とし装置があった。王の間にはクフ王が埋葬されたとされる一枚岩で造られた棺があった。