きょう石破総理による所信表明演説が行われることに関連して、専門家を交えてのスタジオ解説・トーク。各報道機関調査による支持率は46~51%、不支持率は29~37%ほど。岸田政権の最終支持率よりは高くなっている。石破総理は「政権発足時の支持率が高くないことは真摯に受け止めなければならな。裏金問題について国民のいろんな思いが払拭できていない」などとコメントしている。一方で、これは裏金議員の公認問題が顕在化する前に調査された支持率であり、もう一段下がる可能性もある。「政治資金収支報告書に不記載のあった“裏金議員”を公認」することについて番組でアンケートを取ったところ、反対派が88%だった。裏金議員の公認については、公認候補予定者として地元組織が申請し、本人が再発防止策を約束する誓約書を提出すれば、自民党執行部は基本的に公認を出し、比例選への重複立候補も容認することが検討されているという。裏金議員の中には選挙に強い人も多く、少しでも議席を多く確保したいためだと思われる。石破総理は8月の総裁選への立候補会見では「自民党候補として公認するにふさわしいかどうか議論は徹底的に行われるべきだ」としていた。9月の日本記者クラブ討論会では「何に使ったのかきちんと確認しなければ、国民に対して説明ができない。本人並び後任者である総裁には責任がある」していた。しかし10月の就任会見では、「選挙区でどれくらいの支持をいただいているのかを把握しながら公認するか否かを決定する」などとトーンダウンした。