ニューハンプシャー州の共和党候補者選はCNNの出口調査によるとトランプ氏が53.4%、ヘイリー氏は43.6%だといいトランプ氏が勝利するものとみられる。ヘイリー氏はニューハンプシャー州でトランプ氏が苦戦しているとの情報からニューハンプシャー州ではトランプ氏側の約2倍となる約44億円の広告を出しているといい、ここで厳しい結果になると期待できないと見られていた。専門家の湯浅卓氏は地元・サウスカロライナでの予備選が山場と考えていたが、サウスカロライナではトランプ氏の集会に地元知事らが登壇していたことも打撃となっていると紹介し、今後はトランプ氏が対バイデン・対最高裁などの戦いをリアリティーショーのように演出することが予想されると見ている。太蔵さんはトランプ政権下では戦争は起きていなかったことなどが、アメリカ国民がトランプ政権を再評価している背景にあるのではないかとコメント。萩谷さんは無党派層が多い州でこの結果になったことから岩盤支持層以外にもトランプ支持が見られるが、民主党側にバイデン氏以外に有力者がでてこないことも問題と言及している。