昨日、セブン&アイ・ホールディングスはイトーヨーカ堂などスーパー事業を分離し、2027年度以降に新規に株式を上場する検討に入ったことを発表。井阪社長は上場させても保有する株式の比率にはこだわらず、子会社ではなくす可能性を示唆。背景にはコンビニ事業とスーパー事業で明暗が分かれているということがある。セブン&アイ・ホールディングスは昨日発表された決算では営業利益が5342億円と過去最高となった。国内のコンビニ事業が好調なことが要因だが、一方でスーパー事業は4年連続赤字となっている。イトーヨーカドーの今後について、上場すれば資金集めがしやすくなるので、資金を良い人材や新たな事業に投資することができるようになるという。どのように立て直すかが課題だという。