2008年6月27日。ある朝、小島さんはチャーハンを作った。余ったチャーハンにラップをかけ夕食までキッチンで常温保存。12時間後、レンジで再加熱して家族で食べた。数時間後3人は猛烈な吐き気を覚え救急病院へ。検査の結果、セレウス菌が原因だと分かった。セレウス菌は土やホコリなど広くに存在しどの料理にいてもおかしくない。熱を加えると多くが死滅する。クリームパスタ、ナポリタン、和風パスタの3種類を作りセレウス菌の有無を見た。熱を加えた直後と26℃で12時間保存した後を見る。作った直後は3つともセレウス菌はほぼ検出されなかった。12時間後、ナポリタンにはセレウス菌がなかった。クリームパスタと和風パスタにはセレウス菌が繁殖してた。ナポリタンはケチャップなどの酸によって繁殖が抑制されたという。セレウス菌は熱を加えると多くが死滅するが一部は熱につよい芽胞を作り中に閉じこもることで生き残ろうとする。