石破総理が日本側の担当閣僚として指名したのが赤沢大臣。旧運輸省出身でアメリカの大学への留学経験があり、欧米流の交渉術を学んでいる。2005年の郵政選挙で初当選。83会に入会しており、石破総理と同郷の鳥取県選出で総理の最側近と言われている。朝日新聞によると赤沢氏は石破氏について「たばこと赤沢はやめられない」と蜜月ぶりを公言していたという。一方、アメリカ側の交渉担当者がベッセント財務長官。投資家でアベノミクスの際、円安で巨額の利益を得た人物でもある。中林美恵子氏と仲が良く、中林氏によるとトランプ大統領に対して説得力をもち信頼もされてて、関税の過激な引き上げには比較的慎重な立場とされる穏健派である日本にとってはラッキーな交渉相手だという。