党総裁選の前倒し実施の決定は石破政権の終わりと事実上同義だ。続投を支持する閣僚経験者さえも著しい求心力低下を前に「再選は難しく首相は不出馬だろう」と漏らす。報道各社の世論調査では石破おろしに否定的な声が多く、コメの増産方針にも8割近くが賛意を示している。こうした世論とかけ離れた石破おろしは反発を増大しかねずベテランは「他にすべき事がある」と懸念を示す。一方実施の見送りは結党70年を迎える党史初の衆参両院で少数与党に陥った責任が宙に浮く。(朝日新聞)
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