月城かなとは友人からの勧めで宝塚の映像作品で観て、「私はここに入るんだ」と不思議な感覚が芽生えたという。両親は反対し、退団後のことを訊かれると、月城は「今は入りたい話をしている」と反駁。すると、両親は「1回だけなら受けていい」と条件をつけ、合格を果たした。月城は約1ヶ月半の公演のなかで、挑戦を続けやり甲斐を感じるには欠けてもいい人間はおらず、等しく責任があると伝えてきた。さらに、「どんな時でも自分が率先し、舞台に立つことを楽しみ、それを諦めない」と自らに言い聞かせてきたという。退団した今、失敗すら糧すると前向きに捉え、新しい出会いを楽しみにしたいという。