北朝鮮で金正恩総書記が「人民班」の班長たちと記念撮影。朝鮮中央テレビは北朝鮮・金正恩総書記が20日に人民班の班長会議に参加した市民たちと記念撮影したと報道。「人民班」は各地域で数十世帯からなる行政組織。班長は専業主婦など主に女性が務めている。朝鮮中央テレビが放映した「人民班長を紹介した番組」を紹介(コロナ禍に医薬品などを渡した「新型コロナウイルス感染症の戦士」とたたえていた。また住民の私生活、動向を監視。当局に報告する役割も担っている。甲南女子大学・鴨下ひろみ准教授は、警察のように法的に処罰する怖さはないが、警察よりも生活に密着した部分で常に監視ししてる別の怖さがあると語った。人民班長会議や記念撮影の狙いについては、金正恩総書記になって初めての大会なので金正恩離れのような風潮が広がらないように気にかけていると解説した。