スーパーなどでコメの品薄が続く中、農林水産省でコメの販売状況などについて話し合う会議が行われた。今日の会議にはコメの生産者や卸売り業者などが参加した。会議では農水省から、先月19日から25日の1週間のスーパーでのコメの販売量が去年の同じ時期と比べて1.5倍になったことが報告されたが、全体の需給については「ひっ迫している状況にはない」としている。一方、出席者からは「新米の出回りがまだ十分ではなく、コメが高値で取り引きされている」との指摘があった。出席者からは、「ことしは新米が早く出回り需要も高いことから、来年の同じ時期に再びコメが不足しないよう計画的な販売に努めたい」との声も聞かれた。