夏の全国高校野球は決勝が行われ、日大三(西東京)と沖縄尚学(沖縄)が対戦した。沖縄尚学の先発は2年生の新垣有絃で、同点の4回に1アウト満塁のピンチを迎えたが速球でつまらせ切り抜けた。日大三は6回、ノーアウト1塁でエースの近藤優樹が登板。テンポよく2アウトを奪うが、沖縄尚学が2盗を経てタイムリーヒットで勝ち越した。新垣は8回途中まで日大三の強力打線を1点に抑え、最後は同じ2年生のエース・末吉良丞がマウンドに上った。9回に自らのエラーでピンチを招くが、併殺で試合終了。沖縄尚学が沖縄県勢としては15年ぶりに夏の頂点に立ち、地元の沖縄では号外が配られた。
