雨が多くなる時期を前に、埼玉県本庄市で防災イベントが開かれ、参加者が車に水が入って逃げられなくなってしまう怖さなどを体験した。昨日、本庄市の若泉運動公園で開かれた「こだま防災フェス」には、地震の揺れを体験する起震車や心肺蘇生の体験ブースなどが設置され、親子連れなどが参加した。このうち水没車の体験コーナーは、アンダーパスなど大雨の際に、冠水しやすい道路に車を進入させることの危険性を知ってもらおうと設けられた。安全確保のため天井に大きな穴を開けられた車のまわりに水を入れると、すぐに車に浸水して水圧でドアが開けにくくなり、参加者がその重さと怖さを体験していた。こだま青年会議所・飯野昌彦委員長のコメント。