企業向けに男性更年期障害をサポートする企業が働く男性1000人を対象に「男性更年期障害に関する意識調査」を行ったところ、半数以上が名前は知っているが詳しい症状は知らないことが分かった。男性の更年期障害による経済損失は年間1兆2000億円(経産省試算)に上るとも言われている。現在「男性更年期障害」の自覚はあるか聞いたところ、52.7%がなんとなくそうかもしれない、可能性があると感じていると回答。更年期による体の不調があっても8割以上の人は誰にも相談せずに我慢してしまうという。勤め先は男性更年期に理解がないと思う人は7割以上。鳥取県庁は男女問わず更年期障害で実務困難な職員に対し特別休暇を取得できるよう整備。HONDAでは医師を交えたセミナーを開催するなど男性更年期障害への支援は広がりつつある。