12月23日月曜日。この日、自動車メーカーのホンダと日産が経営統合に向けて協議に入ったことを発表。経営統合には三菱自動車も合流する予定だが、実現すれば、販売台数が世界3位の自動車グループが誕生することになる。背景にあるとされるのは上半期の決算で営業利益が9割も減少した日産の経営不振。ホンダとの統合は実質的には日産の救済ではという指摘に対しては日産自動車・内田誠社長は「自主的に我々がターンアラウンドできないとか断念とか一切ない」とコメント。一方、同じ日にオンラインで会見したのは特別背任などの罪で逮捕起訴され、保釈中にレバノンへと逃亡している日産の元会長、カルロスゴーン被告。ホンダと日産の統合について問われると統合のメリットについて厳しい見方を示していた。