昨日の東京株式市場。日経平均株価が一時4700円余り、終値では4451円の急落となり、世界的に株価が暴落した1987年のブラックマンデーの翌日を超え下落幅は過去最大となった。取引の混乱を避けるため、当初株価指数や日経平均の先物の売買を一時中断するサーキットブレーカーと呼ばれる措置が取られた。こうした株価の急落は米国の景気減速への懸念が一段と強まっていることが背景にあり、海外の主な市場でも株価が値下がりした。ニューヨーク株式市場でも株価が大幅に値下がりし、ダウ平均株価が一時、先週末と比べて1200ドルを超える急落となった。終値は先週末に比べて1033ドル99セント安い3万8703ドル27セントだった。ダウ平均株価の割り値が1000ドルを超える急落となるのは、2022年9月以来1年11ヶ月ぶり。