午後6時、向かったのは埼玉・杉戸町の広い庭のある一軒家であった。自宅の庭にオオスズメバチが巣を作っており、近づいて確認すると近づいた瞬間勢いよくオオスズメバチが飛び出して巣があるところからしきりに出入りしていた。この庭では子供も遊ぶこともあるため、暗くなってからの駆除は危険が伴うが依頼主はこの日の駆除を希望。網を巣穴に被せるまでは同じだが、暗がりではハチが捕まえづらくなるため入口に網を被せた後に隙間を泥で埋めていった。オオスズメバチを刺激し網の中へ入れ、網の中には大量のオオスズメバチが入っていった。そして作戦は第2段階となり、残ったオオスズメバチを煙で気絶させていく。その効果は絶大でオオスズメバチは1匹も飛び出さず作戦成功となった。オオスズメバチの巣を取り出すと驚きの事実があり、次々へと大きな巣が出てきた。その数は全部で6段もあってこの時期では異例の大きさに成長していた。最盛期を迎えるこれからはさらに注意が必要だそうで、最盛期目前のスズメバチを調べてみたら猛暑の影響で巣が巨大化していたり活動時期が長引く可能性があるなど危険性は増していてより一層の注意が必要なことがわかった。