パリパラリンピック・自転車女子個人ロードレースで53歳で金メダルを獲得した杉浦佳子にインタビュー。自身が持つ日本選手のパラリンピック金メダル最年長記録をさらに更新した。杉浦は今大会、ロードとトラック合わせて4種目に出場した。しかし喘息の発作などで体調を崩し、トラックの2種目は予選敗退。3つ目の種目も6位と思うような結果を残せなかった。悔いなく大会を終えようと望んだ最後の個人ロードレース。レースの終盤、ここで生きたのがトラック種目のコーチと行ってきた練習だった。激しい競り合いを制してトップでフィニッシュ。万全でない自分を救ったのは、限界に挑み続けてきた日々だという。杉浦佳子は「(金メダル)はトラック種目のコーチにかけたい」と述べた。