中川さんは桶の固定概念を覆す新商品を開発していたが、それは木桶スツール。家具の市場を開拓している。中川木工芸から車で20分の場所にある老舗のホテルでは、常連客がやってきた。毎回予約する部屋には中川さんのシャンパンクーラーと40万円のスツールもあった。この場所は中川さんが作品を有料で貸し出しているコンセプトルーム。さらに、中川さんは木桶の技術を使った部屋を造った。ここは寝室になっていたが、木桶の構造そのままに、ヒノキを使っていて総工費は400万円。若手職人はその中川さんの固定概念を覆す作品に惹かれてその門を叩いた。
