きょう注目のニュースは「概算要求って?関税対策は?」。概算要求は各省庁が来年度に取り組む事業内容と必要額をまとめたもので、予算編成の土台となる。概算要求は毎年8月末までに各省庁が財務省に提出することになっている。令和に入ってからの一般会計の概算要求の推移を紹介。4年連続で110兆円を超えており、ここ2年間は過去最大を連続で更新している。今年も過去最大を更新する見通し。アメリカによる関税措置への対応が焦点の一つ。特に中小企業はその影響が懸念されている。経済産業省では中小企業の取り組みを後押しするための費用などとして340億円余りを求めていくことにしている。概算要求の時点で経費を見積もるのが難しい場合、具体的な金額を示さずに要求する事項要求というものがある。経済産業省は事項要求の中で、中小企業の賃上げや投資を下支えするための費用を求めている。9月~12月に財務省と各省庁の折衝が行われ、閣議決定。1月に予算案を国会に提出・審議。3月に可決・成立し、4月から執行される。