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「オランダ東インド会社」 のテレビ露出情報

依頼人は、東京・目黒区の関戸さん。株式投資で儲けたお金で、美術品を収集してきた。今回のお宝は、柿右衛門様式の皿。酒井田柿右衛門の窯が中心となって、海外への輸出向けに制作された柿右衛門様式。ヨーロッパでは、中国製の磁器を珍重していたが、明王朝の崩壊で磁器の輸入が困難となり、オランダ東インド会社は、日本の伊万里焼に目をつけた。柿右衛門様式の磁器は、薄くて軽い。皿や鉢は、ろくろ引きした生地を型にかぶせて成形する。型を精巧に作り上げ、量産に成功した。壺などには、薄い粘土板を貼り合わせる板作りという技法が用いられた。最大の特徴は、濁手と呼ばれるコメの研ぎ汁のような白い生地。その上に施された絵や模様には、赤・青・緑・黄色の透明感のある上絵の具と、少量の金が使われている。ヨーロッパに輸出された柿右衛門様式の磁器は、人気を博し、ミルキーホワイトと呼ばれ、イギリスなどの王侯貴族たちを虜にした。ドイツ・マイセンでは、柿右衛門様式を手本にして磁器が作られた。依頼品は、直径約21センチ。松竹梅に鳥2羽が描かれている。当時作られた柿右衛門様式の多くは海外に輸出され、現存数はごくわずか。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月11日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース列島リポート
オーストリアの世界遺産「エッゲンベルク城」の壁に「豊臣期大坂図屏風」がある。全部で八曲の屏風はバラバラに配置され、描かれているのは豊臣秀吉時代の城下町。発見当時から城の博物館に勤めているパウル・シュスター館長は屏風の保存状態は奇跡だという。なぜ屏風は日本からオーストリアへ渡ったのか。ドイツ・ケルン大学のフランチィスカ・エーケム元教授は日本の研究者とともに屏風[…続きを読む]

2025年3月21日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
およそ400年前に描かれた「豊臣期大阪図屏風」の複製。2006年にオーストリアで発見されたもので、豊臣秀吉の時代に栄えた大阪の城下町が描かれている。この屏風に描かれた大阪が、万博で最新の映像技術を使って蘇ることになった。オーストリアのエッゲンベルク城に豊臣期大阪図屏風がある。およそ250年前から部屋を飾る絵画のように壁にはめ込まれていた。パウル・シュスター館[…続きを読む]

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