大矢は炭素繊維の開発について最初から黒い飛行機を飛ばすという夢があり、一方で炭素繊維は欧米の大手化学企業も手掛けていたという。しかし欧米の木企業は短期的な利益追求で、早く収益があがらないと諦める部分があるという。そういう背景の中で研究者の夢を叶える経営判断をしたという。また超継続というのは研究開発のベースになっていると答えた。また東レは来年で創業100年になるという。東レが繊維事業にこだわってきたのは何故か?について大矢は90年代から中国の繊維が圧倒的な増産をし、日本の繊維が使用されるマーケットが小さくなったという。その時に創業各社も分社化するなどしたが、東レの当時の社長は視点を変え衣料は成長産業と話していたが視点を変えたところに素晴らしいと感じたという。
