神奈川県・鎌倉市にある東レの研究施設。そこに大矢が視察したのはキャッサバの粕で糖を作り、ナイロンの原料となるアジピン酸を生成。そんな挑戦の現場で大矢が研究者に声をかけるのは「頑張って失敗してください」だった。大矢は現場に声を掛ける「フルスイングしろ」と現場に声を掛けるがその意味について、自身が社長に就任した2023年はコロナ禍が終わり、社会全体がコミュニケーション不足や米中対立、ウクライナ情勢、エネルギー問題で先行き不透明など世の中全体が得も知れぬ閉塞感があり社内でもそういうことを感じていたという。その中で自由闊達さを覚醒させるという意味でそのためにまずはバッターボックスに立ってフルスイングで失敗してもいいと伝えていると答えた。
