イタリアでの石川祐希の大活躍の裏には忘れられない試合があった。東京オリンピック準々決勝。勝てば45年ぶりのベスト4がかかった大一番でスパイクがことごとくブロックされ、得点が伸ばせずストレートで敗れた。この敗戦から新たに強化したのがフェイント。力で押し切るスパイクだけでなく、状況に応じたフェイントでより得点力を高めた。石川は「パワーじゃなくてフェイントで1点取ったり、タイミングやテクニックといったところでプレーができれば戦える」と語った。
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