柔道男子81キロ級で、この階級では史上初となる、永瀬貴規が2連覇を達成。2016年リオデジャネイロオリンピック個人銅メダル、2021年東京オリンピック個人金メダル、団体銀メダルを獲得。今大会初戦、続く3回戦を持ち味の粘りの柔道で勝ち上がった。準々決勝では東京オリンピック銅メダリスト、世界ランク1位、ベルギーのマティアスカッセと対戦。両者譲らない攻防が続き、延長戦に突入。激闘の末、大外刈りで技あり判定で見事勝利。続く準決勝も突破。決勝戦では、世界選手権3連覇、ジョージアのタトグリガラシビリと対戦。永瀬貴規が技ありを奪うと、厳しい組み手で攻め続けた。試合開始から2分48秒、見事一本を決め、2大会連続の金メダルを獲得。