政府は暖房などで使用量が増える今年1月から3月の期間限定で電気とガス代への補助金を出してきた。3月は補助額が縮小されおよそ半額に。そして、来月の使用分は補助金を出す期間が終わるため更に値上がりする見込み。昨日発表されたデータをもとに推計されている来月の使用分の電気代は東京電力管内の一般モデル家庭で3月より309円値上がり8904円となる見通し。補助金が満額だった2月と比べると686円の値上がり。そして都市ガスの料金も東京ガスで6025円と3月より139円値上がる見込み。影響を受けているのは飲食店も例外ではない。月島もんじゃわらしべ弐番街店は3階まで客席があり照明やエアコン、更にもんじゃに欠かせない鉄板は30台あり全て都市ガスを使っている。落合幸輔店長は「物価の高騰が重なっているので経費としてはかなり痛手」と話す。この店では補助金が満額だった今年の2月の電気代はおよそ9万2000円。ガス代はおよそ5万5000円。合わせて14万7000円ほどだった。冬場は鉄板で店の中が温まるためエアコンの使用量はそう多くはないそうだが、やはり大きな影響があった。同じ使用量で単純計算すると補助金の終了で来月の電気ガス代はおよそ1万円高くなるとみられる。