神奈川県西部の大野山の山頂にある「薫る野牧場」へ。ここでは山に牛を放牧して山の草を食べてもらい、牛に山を管理してもらう「山地酪農」という手法を取っているとのこと。牧場主の花坂薫さんは岩手県から5年前に移住して大野山で山地酪農を開始。草が伸び放題だった大野山を美しい山に変え、山地酪農の魅力を発信するために牧場を経営しているという。1日に2回搾乳するといい、搾りたての牛乳は濃厚で色には牛が食べた草の色が反映されるとのこと。また薫る野牧場がある山北町で弁当屋を営む奥田真大さんに、薫る野牧場の牛乳を使った料理を作ってもらった。特製のクラムチャウダーや、薫る野牧場の牛乳を使ったカッテージチーズやマヨネーズが使われたサラダなどが振る舞われ、試食した住田アナや花坂さんは「美味しい」などと感想を述べた。