坂口の戦力外により大きく人生が狂ったという上田。ヤクルトに移籍してきた坂口は上田と同じセンターで同じタイプの打者。「戦力外」としか聞いてなかった上田は坂口が減額制限で自由契約を選択し移籍してきたとは知らず、全盛期より力は落ちているんだろうと漠然と構えていたが蓋を開けてみると坂口はオープン戦で打率4割を記録。あっさりと上田のポジションを奪ったことについて坂口は「僕ももう1回レギュラーとって頑張ろうと思っていた時にセンターががら空きだった」と話した。上田はヤクルト一筋14年。自分の成績を鑑みて引退試合とまではいわないがファン感謝祭で一言言う場などを設けられるかと期待していたが球団の回答は「時間がない」。一方、ポジションを奪った坂口の引退試合はド派手に開催され上田は「多分根回ししてたと思う」と話した。関本はきちんと球団が引退試合の場を設けてくれたが、相手の広島・黒田博樹投手がアウトローにビシバシ決めてきて打てず。初球はたまたまかと思ったが、次にフォークを投げられ最後はボールぎりぎりのスライダー。必死にファールにしたが、4球目もアウトロー。しかし審判が忖度してくれてボール判定に。審判は関本の最後の打席だと理解していたが、カープのバッテリーだけまったくわかっていなかったと話した。その時点でカープは7点リードで、関本は「黒田さんで7点差はもう勝ちなんですよ」と嘆いたが最終的にフォークに手を出しピッチャーゴロに終わったと明かした。