阪神タイガース・原口文仁。現役生活16年、ファンに愛され続けた理由とは。原口といえば一振りで勝負を決める代打の切り札。2018年には球団タイ記録のシーズン代打安打23。チームに欠かせない存在となった原田。2019年に大腸がんと判明。ステージ3bで命に関わる深刻な状態だった。抗がん剤治療を続けながら復帰を目指した。復帰を目指す姿を見ていた糸井。今でも忘れられない瞬間がZOZOマリンでの復帰戦。手術から約5か月後、一軍に復帰し復帰後初打席では復活のタイムリー。その後も代打の切り札として活躍。一振りにかける独自の調整法があった。2023年、38年ぶり日本一に貢献。今シーズン限りで現役引退を発表。本拠地でのシーズン最終戦。大歓声に包まれ代打で出場。阪神一筋16年、最後までフルスイングを貫いた。