ユニークな研究に贈られるノーベル賞のパロディー版のイグ・ノーベル賞が発表され、今年はお尻で呼吸ができることを発見した日本人研究者らが受賞。東京医科歯科大学・武部貴則教授らの研究グループは、ドジョウなどの一部の生物が肛門を通して腸内から酸素を取り込んでいることに注目し研究を進めた。酸素を多く含む特殊な液体を腸内に注入することで、呼吸不全の哺乳類の症状が改善することを明らかにした。この「腸換気法」を利用した治療は、2028年ごろにも国内で実現する可能性があるという。
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