先週行われた「ワールドすしカップジャパン2025」。予選を勝ち上がった外国籍の寿司職人が、激闘を繰り広げた。競うのは、衛生管理や調理技術など。さらには、テーマを創作寿司で表現し独創性も評価対象。ブラジルの寿司職人が作ったのは、東京スカイツリーを添えた「東京の街」。審査員が目を向けていたのは、フランスからの挑戦者クレマンさん。7年前からパリで日本人の職人の元で修行し、今は日系レストランで寿司を提供している。4月に行われたフランス大会。優勝候補で臨んだが、包丁で手を切るアクシデントで結果は2位だった。世界大会では挽回すると、営業時間外に特訓を積み重ねた。そして迎えた決勝の舞台。制限時間60分、クレマンさんの挑戦が始まった。まず手にとったのは竹の葉。その後も1つ1つ丁寧に盛り付け、儚さをテーマにした寿司が完成した。満足の出来だったが、クレマンさんはトップ3に入ることができなかった。総合優勝は、リトアニアの寿司職人・アイリスさん。クレマンさんは「すごく満足しています。どの瞬間も学びがありました」とコメントした。
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URL: http://www.bigsight.jp/
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