東京と千葉との県境・葛西は首都圏で借りて住みたい街ランキング初の1位に。葛西は周囲を川と海が取り囲む島のような場所。地元100人に聞いて分かった葛西ってリアルにこんな街ランキングを紹介。第1位は「子育てにピッタリ」。0歳児がいる家庭には区の家庭訪問とともに、おむつ・ミルク・離乳食など3000円相当のベビーグッズが毎月支給される。さらに児童手当とは別に0歳の間は毎月1万3000円が給付される。また、病児保育も無償。江戸川区は20代～30代の子育て世代の移住者が増えている。
地元100人に聞いて分かった葛西ってリアルにこんな街ランキングを紹介。第2位は「飛ばし駅」。葛西は快速電車が停まらない。しかし、家賃がリーズナブルで若い人にオススメ。葛西の家賃相場は1Kで約7万3000円。千葉・浦安よりも5000円安い。
地元100人に聞いて分かった葛西ってリアルにこんな街ランキングを紹介。第3位は「通勤地獄」。葛西歴40年以上の女性は東西線はたぶん東京メトロの中では一番、乗車率は197％じゃないかなと話した。
地元100人に聞いて分かった葛西ってリアルにこんな街ランキングを紹介。第4位は「公園天国」。江戸川区の公園面積は23区最大の広さ、数は490か所以上。葛西臨海水族園ではクロマグロの展示のほか、ペンギンなど500種類を超える海の生き物に出会える。周囲に広がる葛西臨海公園は東京ドーム17個分、週末はファミリーの憩いの場。ほかにも全長3kmにわたる総合レクリエーション公園は春にお花見の名所になる。
地元100人に聞いて分かった葛西ってリアルにこんな街ランキングを紹介。第5位は「リトルインディア」。東京23区に住むインド人の3分の1が葛西在住。学校給食でもインドカレーが恒例。インドカレーの激戦区で20店舗を超える。インド食材店「デシマート」はインド版のコンビニ。インドの調味料やお菓子、化粧品など1500種類以上の商品が並ぶ。インド人の多くの方がIT関連の仕事。「リトルインディアの父」と呼ばれるジャグモハン・チャンドラニさんはカレー屋さんのオーナーをしているという。日本に来たのは1978年。貿易会社に勤めていたが、2000年にコンピュータの誤作動が危惧された時、インドから多くのIT関係者が日本へ。当時、インド料理店はほとんどなく、食事に困っている人（特にベジタリアン）のためにまかない食堂を始めた。すると、噂を聞いたインド人が西葛西に集まってきたという。ジャグモハン・チャンドラニさんは川があって気持ちがいい。沐浴はできないが、川があるということだけで気持ちがいいと話した。また、この街は排他的じゃない。西葛西に住んでいると西葛西人になるという。
地元100人に聞いて分かった葛西ってリアルにこんな街ランキングを紹介。第6位は「ディズニーが近い」。葛西駅からわずか5km先に東京ディズニーリゾートがある。夜はディズニーランドのホテルが一望できる。毎日、ディズニーリゾートで打ち上げられる花火を見ることができる。
地元100人に聞いて分かった葛西ってリアルにこんな街ランキングを紹介。第7位は「ようこそスタバ」。葛西エリアに1店舗しかなかったスタバが、去年9月・今年1月と続々誕生。
地元100人に聞いて分かった葛西ってリアルにこんな街ランキングを紹介。第8位は「日本一の駐輪場」。かつて放置自転車に悩まされていた葛西駅。地下に9400台停められる駐輪場を作り、これを解消。ボタン1つで地下空間へ、サイクルツリーと呼ばれる立体式駐輪場に収容。1880円の定期券で利用できる。
地元100人に聞いて分かった葛西ってリアルにこんな街ランキングを紹介。第9位は「boulangerie JOE」。葛西で17年、愛されるパン屋さんはパン好きには有名な行列店。常に焼きたてをモットーに休まず作り続ける間々田雄一シェフ。かつてはスーパーバンタム級で東日本の新人王をとり、バンタム級で3位になったこともあるという。引退後、パン職人になろうとホテル・オークラで5年修行。人気店となった今も四六時中パンの道を追求。支えてきたのは妻・あゆみさん。旦那さんの腹筋に惚れたと話した。