今日から通常国会、政治とカネの問題根絶へ。深掘りポイント1「派閥の解散か存続か…。党内の対立は岸田総理の狙い通り?」。深掘りポイント2「支持率回復へ 岸田総理はどう動く?注目は3月の党大会か」。これまでに解散が決定しているのは安倍派・岸田派・二階派・森山派。一方存続が麻生派・茂木派。ANNの世論調査によると「派閥を解散すべきか?」という調査に「思う」が69%だったと伝えられた。後藤さんによると、派閥を解散しない麻生派・茂木派が印象悪く見える状況で、これは岸田総理が狙い通りの可能性があるとのこと。今月10日に政治刷新本部が立ち上げられた。18日に岸田総理が岸田派を解散することを検討していると言った。翌日に解散表明され、きのう中間とりまとめが了承された。岸田さんは刷新本部に菅氏・麻生氏2人の最高顧問をあてた。菅さんは無派閥で派閥なしを推進している。一方麻生さんは慎重派とのこと。この両者が最高顧問とのことで、後藤さんは「話がまとまらないことを見越して起用したのでは」と話している。岸田総理は麻生副総裁と度々対話をしている。最終的に、派閥の解散について「カネと人事から決別する」「政治団体として解散明記せず」とのこと。岸田総理が見据えているのは、次の総裁選。後藤さんによると、岸田派が解散を表明できたのは78人の無派閥からの支持が期待できたからではとのこと。後藤さんは「第4派閥に甘んじる現状に対するクーデターだった」と指摘している。また、古賀誠氏は「岸田総理はすばらしい決断をした」と高く評価している。後藤さんは、「岸田さんが総裁選に出ないならば、今回このような決断はしない」などと話した。古賀誠氏が評価していることについて「両者の間で宏池会はどうするか人を介して取り合っていた。ですから古賀さんの了解のもとに67年続いた派閥がいきなり岸田さんの一存だけでは解消できない。今回の解散劇で一番みられていないのが宏池会だった。みんな一致して解散を指示しようと動いていたことが岸田さんの自信に繋がっている。などと話した。
今後の主な政治日程を紹介。きょうは通常国会召集。4月に衆院補欠選挙、7月には都知事選の投開票、9月に自民党総裁の任期満了。後藤さんの注目ポイントは「3月17日の自民党大会」で党の最高意思決定機関=めったに変えられないものを変える場。ここで岸田内閣の政治改革への本気度が分かるとのこと。注目ポイント2つ目は「5月頃の内閣改造と党人事」。ここで派閥型人事から脱却できるかが注目とのこと。後藤さんは「支持率の問題より、有力なライバルが出てくるかどうか。今のような20%台危険水域のままだと支持は集まらない。撤退という道も考えなければいけない」、「石破さんがは支持率NO1。この立場をずっと維持して、国民世論が今は石破茂しかいないという局面を作れば、かつて小泉純一郎さんが自民党をぶっ壊すと言って国民世論と自分との間で当時の最大派閥の橋本派を挟み込んだみたいに、世論と自分で自民党を挟み込む流れができれば、石破さんは有力な候補になる。ただ、これまでの石破さんは既存の派閥対1人で戦う石破茂という構図があったが、7割が無派閥になったので、無派閥の中の戦の中で石破茂という旗がきちんと立てるかどうか。これはかなり難しい作業になる。とにかく1位を維持しながら、走り続けていく。そのためには正論、青臭くてもいいから訴え続けるしか道はない」と話した。
今後の主な政治日程を紹介。きょうは通常国会召集。4月に衆院補欠選挙、7月には都知事選の投開票、9月に自民党総裁の任期満了。後藤さんの注目ポイントは「3月17日の自民党大会」で党の最高意思決定機関=めったに変えられないものを変える場。ここで岸田内閣の政治改革への本気度が分かるとのこと。注目ポイント2つ目は「5月頃の内閣改造と党人事」。ここで派閥型人事から脱却できるかが注目とのこと。後藤さんは「支持率の問題より、有力なライバルが出てくるかどうか。今のような20%台危険水域のままだと支持は集まらない。撤退という道も考えなければいけない」、「石破さんがは支持率NO1。この立場をずっと維持して、国民世論が今は石破茂しかいないという局面を作れば、かつて小泉純一郎さんが自民党をぶっ壊すと言って国民世論と自分との間で当時の最大派閥の橋本派を挟み込んだみたいに、世論と自分で自民党を挟み込む流れができれば、石破さんは有力な候補になる。ただ、これまでの石破さんは既存の派閥対1人で戦う石破茂という構図があったが、7割が無派閥になったので、無派閥の中の戦の中で石破茂という旗がきちんと立てるかどうか。これはかなり難しい作業になる。とにかく1位を維持しながら、走り続けていく。そのためには正論、青臭くてもいいから訴え続けるしか道はない」と話した。