能登半島地震の震源域の東側に当たる珠洲市の沖合では海底が3メートルから4メートル隆起していることが最新の調査で明らかになり、政府の地震調査委員会は大地震によって隆起した可能性が高いとする評価をまとめた。一方、今月3日、輪島市と珠洲市で震度5強の揺れを観測する地震が発生したことについて、地震調査委員会の委員長で東京大学・平田直名誉教授は「1週間が経ってその後の地震回数は減ってきているものの、活発な状況は続いている。引き続き強い揺れや震源が海域の場合は津波にも注意してほしい」と呼びかけている。
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