長野の山奥に移住し、自ら秘境王国を開拓した大倉さんに話を聞いた。山で摘んできた20種類の野草で作る野草茶を振る舞ってくれた。家にはネズミ対策のための猫がいた。娘家族は東日本大震災後に隣の家に移住してきた。孫の真くんと晃くんは双子で0歳からずっと山暮らしで、小屋の改装もしていた。大倉さんは漫画も読むといい、サイコメトラーEIJIやリアルといった漫画も並んでいた。ヤギやニワトリも飼育し、動物の餌も自給自足。様々な味の手作りジャムも作っており、大倉さんは自作の鍋焼きパンにつけて味わった。食後は山のさらに高い場所にある第2水源を掃除した。高校卒業後に日大に進学した大倉さんは日大闘争に参加し、日大を中退。新たな生き方を模索し、5年間かけて世界50カ国を放浪した。チリで戒厳令が出ているときに外に出て捕まったことがあると話した。帰国後30過ぎで結婚し、田舎暮らしをしたい奥さんの希望で大鹿村の集落に移住した。家が売っていなかったため山を買い、アルバイトで生活費を稼ぎながらログハウスを建設した。