「ダークマターが存在しなければ私たちも生まれなかった」。そんな驚くべき結論にたどり着いたのは東京大学の吉田直紀さん。宇宙は今から138億年前に誕生。超高温の火の玉・ビッグバンが収まったとき、そこには水素やヘリウムといったごく限られた元素しか存在していなかった。時間が経つにつれ、水素やヘリウムが集まり、やがて網の目のような形が生まれる。この固まりこそが、後に星や銀河へと成長する種。実はこのとき、ダークマターが存在するかどうかによって宇宙の姿はまったく違うものになっていたという。
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