きょうフジ・メディア・ホールディングスの株主総会が開かれた。3000人以上の株主が集まり、大雨の中、長い列ができた。金光修社長が謝罪すると、株主からは「誠意が伝わらない」との声が飛んだ。一連の問題や企業体質に加え、40年以上にわたって取締役だった日枝氏への批判も相次いだ。日枝氏の退職金についても質問があり、会社側は「支払いを止める合法的な理由がない」と説明した。20年前にフジテレビの買収を試みた堀江貴文氏も出席し、今後の経営立て直しについて質問したという。質問した株主は50人に及んだ。会社側が提案した11人の取締役候補は全員が選任(賛成8割超)された。物言う株主ダルトン・インベストメンツが提案した取締役候補は賛成が3割に満たず全員が否決された。出席した株主の声を紹介した。ダルトン側は放送事業と不動産事業の分離を訴えているが、フジ側は両方を伸ばしていく方針で対立している。株主総会直後に豊島キャスターがダルトンのローゼンワルドCIOにリモートインタビュー。新しい取締役会に祝意を表し、引き続き企業価値向上のため戦うとした上で、株を買い増す可能性に言及した。午後7時すぎに取材に応じた清水新社長は今後の経営に自信を見せた。
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