今年の7月~8月の山岳避難の発生件数は808件で、遭難者数は917人。これは1968年の統計開始以降過去最多で、遭難した人の救助に当たるのが山岳救助隊。今回は東京消防庁の山岳救助隊の訓練に密着。今回の訓練を統括するのは渡邉教官。東京消防庁の山岳救助隊は奥多摩や八王子など4つの消防署に配置されていて、技術力を統一するため資格化された。現役の消防官達が資格取得を目指し7日間に渡る訓練を受講する。この日は滑落した人の救出を想定した本番に近い訓練が行われた。要救助者までの安全かつ最短ルートを通り、隊員同士で声を掛け合い連携するのが今回の訓練のポイントだという。