採用試験に合格した消防士が、配属前の半年間訓練を受ける「東京消防庁消防学校」を取材。755期生は、男性116人・女性3人の計119人が入校した。浅井岳彦さんは35歳の最年長新人で、元々憧れていたが不合格が続き、一度は夢を諦めたが年齢制限の引き上げで再チャレンジに至ったという。一昨年、東京消防庁は、多様な人材を確保するため、採用の年齢制限を29歳から35歳へ引き上げている。入校から1か月が経つと、現場を意識した訓練が始まる。浅井さんはロープの結び方について厳しい指導を受け、訓練の合間や寮で自主練に励んだ。寮は、小隊ごとに部屋が割り振られ、一部屋最大で8人が生活し、規律を学び連携を深めていくという。浅井さんの同期には3人の女性消防士がおり、その数は年々増加傾向にあるという。そして、浅井さんは、消防署で24時間勤務をする実務研修を行う時期となった。浅井さんははしご車で救護を行うはしご隊を希望しており、貴重な体験となった。また、浅井さんは、実習先で年下の先輩消防士に悩みを聞いてもらった。浅井さんは最年長でありながら、クラス最下位に近い成績だった。それでも浅井さんは努力を重ねていき、希望していた「立川消防署」への配属が決まった。今後も、浅井さんの奮闘は続いていくという。
