台風7号は勢力を強め暴風域を伴っている。きょう小笠原に最接近しそう。このあと北上を続けあす・あさってと強い勢力で関東の南の海上を八丈島付近まで進む見通し。すでに父島・母島など小笠原諸島には影響が出ているようだ。風雨ともに強まってきていて、このあと夕方にかけて最大瞬間風速は35m、横殴りの大雨になりそう。金曜日の午前3時頃には八丈島のすぐ南辺りまで接近する。さらにこのあと金曜日の夜から土曜日の明け方にかけて関東に最も接近する見通し。勢力は「強い」勢力ということで最大瞬間風速は60mを予想している。予報円の中心の東側を通るのか西寄りを通るのかで影響は大きく変わってくる。ポイントになるのは高気圧。高気圧が強まった場合台風を押すので中心の西側を通り関東上陸コース直撃。こうなった場合はかなり大きな被害が出る可能性がある。2019年台風15号は東京湾を通過し高気圧が強まった。このときは瞬間的に60mくらいの風が吹き千葉・市原市のゴルフの練習場の鉄塔が倒れたが、今回同じような勢力、などと伝えた。