武部貴則教授は腸から酸素を取り込むというドジョウの生態に着目し、腸から液体酸素を取り込むことで酸素濃度を上昇させる手法を発案した。実験において、有害な事象は検出されていない。腸呼吸によって呼吸をサポートする手法はニーズが高まっているといい、様々な大学と連携することで、新たな医療技術の発展が見込まれているという。武部教授は生後まもない赤ちゃんで酸素が不足するなど、生涯にわたってつらい思いをする人々にとって一筋の光明となることにやりがいを覚えるという。
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