上海証券取引所ではきのうも日経平均株価に連動する商品ETFに買いが殺到しおとといに続き一部銘柄の取引を一時停止された。不動産市況が落ち込み株価も低迷している中国の投資家が34年ぶりの高値となっている日本株に資金を振り向けているということ。昨年末と比べ日経平均株価は6%程度値上がりしているがETFは指標としている日経平均を上回る上昇率となり火曜日には一時27%増となった。運用会社は投資家に警告を出し「市場での取引価格はファンドの基準価額に比べ大幅に高くかなりのプレミアムが生じている。やみくもに投資すれば重大な損失を被る恐れがある」ということ。東京証券取引所はきのう海外の投資家が先週1週間に買った株式額が売った額を9557億円上回ったと発表した。海外投資家による買い越しは2週連続で相場上昇を主導している。