今日の日経平均株価の終値は昨日より1336円高い、3万8062円だった。終値で3万8000円台を回復するのは8月1日以来、2週間ぶり。15日に発表された米国の7月の小売売上高が市場の予想を上回ったことで、米国の主要な株価指数が好調だったという流れを東京株式市場でも引き継いだ形。また、外国為替市場で円安ドル高が進み円相場が一時1ドル149円台をつけたことを受け、輸出関連銘柄などが幅広く買われた。5日に過去最大の4451円の下落幅を記録した日経平均株価だが、6日には一転して3217円の上昇となるなど荒い値動きとなっている。この過去最大の上昇幅と下落幅だった5日と6日を含む投資主体別の株式売買動向が今日、東京証券取引所から発表された。8月の第1週、5日から9日の売買では海外投資家が4953億円の買い越し。海外投資家の買い越しは4週ぶりとなる。一方で個人投資家は553億円の売り越しだった。売り越しも4週ぶり。