JA全農たまごによると、去年8月の東京の卵の1kgあたりの平均価格は200円ほどだったが、今年4月~5月に350円まで上がり、先月には349円と5ヶ月ぶりに値下がりし、さらに昨日は340円となった。卵の価格高騰の背景には鳥インフルエンザの感染拡大だったが、卵不足が回復傾向にあり、価格も下がりつつあるという。こうした中、看板商品や人気サービスも再開され、びっくりドンキーでは、明日から卵かけご飯やモーニングトーストセットなどの通常販売を再開するという。バーミヤンでは、今月中旬から天津飯や天津チャーハンを再開するという。今年1月から販売を制限していた白い恋人は、店頭販売数を拡大し、一部主力商品のオンライン販売も再開している。全国59店舗で展開するステラおばさんのクッキーでは、先月から毎月19日のクッキー詰め放題を再開した。卵は今年の秋に向け、値段が落ち着いてくるが、1パック220円の水準までは下がりにくい見通しだという。