自民党都連の萩生田光一会長は八王子市で都議補欠選挙の応援へと向かっていて「逆風の原因を作った」と陳謝する様子も見られた。自民党は9選挙区のうち8選挙区で候補を擁立しているが、うち3選挙区では小池知事の候補が擁立していて、中野区の自民党・出井良輔候補は都知事選では小池氏を支援しながら、都議補選では小池知事の側近である荒木千陽候補と対決するという複雑な環境に立たされた。萩生田会長は本人たちの戦い方があると述べるにとどめ、都民ファーストの候補と戦うことについて質問すると無言で立ち去る様子を見せた。深谷最高顧問は人間的な判断をお持ちであればそんなことは出来ないのではないかと苦言を呈したが、小池知事は都民ファ候補の荒木千陽候補を応援する様子を見せる形となった。最終日は大雨となったが、小池知事は池袋駅前で演説を行い、危機管理 首都防衛を託してほしいと呼びかけながら、公務もこなしていた。