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今回はゴジラがアートになったがアーティストそれぞれのゴジラとは?を特集。
オープニング映像。
ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展が六本木ヒルズで開催中。まるでゴジラが破壊したあとのようなエントランスが広がる。まずは横尾忠則のPARADISE。
は花に太陽、パチンコ台で構成された現代の楽園。その中心にゴジラがいて混沌の中にふさわしいという。この作品は、16枚パネルにされて再構築されていた。視覚や記憶が撹乱されて現実と虚構が交差する新たな世界に。
生まれながらにしてゴジラは核実験という原罪を背負ったゴジラは、その圧倒的な破壊力、競合性が悲しく時に美しくみえる。新作が出るたびその造形は進化していく。
今回のゴジラ・THE・アート展では気鋭のアーティストたちの作品が並ぶ。COIN PARKING DELIVERYのGODZILLA VS MR.SHIRAIや村松佳樹の「口」などを紹介。キュレーターの金秋雨さんは今回のアートは時代時代を鏡のように映し出し、ゴジラとは何か?をアーティストの目を通して考えるのがおもしろいと答えた。
アーティストO JUN の作品を紹介。Raysは箱のようなミニチュアの上にはごじらと書かれた額縁。O JUN は油彩やクレヨンなどで様々な画材をつかりありふれたモチーフで見慣れぬ世界として描く。今回の作品についてO JUN はゴジラの景色を描いたというが、額縁の文字がひらがなだが最初のゴジラ映画をみた時の驚きをもって、見慣れない、なぞれない感じを表現できたらいいかなとひらがなにしたという。
次に東京ビルドの街のミニチュアを紹介。ミニチュアの建物がポツポツンと何かを発信するよう。その作り込みは精緻。看板の文字の剥がれ具合、生活感を感じる。建物。このミニチュアを手掛けたのはスウェーデン人のデザイナーの東京ビルド。
スウェーデン在住のデザイナーの東京ビルドは映画祭でみたゴジに衝撃をうけたという。とくに衝撃をうけたのは、平成ゴジラシリーズのミニチュアワーク。スタッフの見事な職人技は巨大なものと小さいものの対比の見事さ、街並みの色彩も素晴らしかったという。箱庭の街並みが怪獣によって破壊されていく。そこに魅力を感じたというが、そのミニチュアの作り込みこそがゴジラであると感じたという背景の街並みはコラボした東宝映像美術スタッフによる作り込みでゴジラ映画にも使用されたミニチュアを使用している。
加藤夏希がゴジラが上陸した場所をピン留め。東京や沖縄などを訪れていた。
加藤夏希がゴジラが上陸した場所をピン留め。東京や沖縄などを訪れていた。ゴジラ FINAL WARSでは海外にまで上陸。いかにもロングランのあかし。
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小谷元彦作のthe One ー呉爾羅 (仮設のモニュメント6)。高さはは3m以上あり材質は木。繊細な彫りの一つ一つが陰影を生んで立体感を強調。作者は彫刻家の小谷元彦。痛みや恐怖、異形のものをテーマに多様な手法で彫刻の常識を覆す作品を作る。
小谷元彦作がthe One ー呉爾羅 (仮設のモニュメント6)の作品を制作している様子を紹介。自然災害や戦争などのメタファーに使われる事が多いゴジラであるが自身は戦後生まれで戦後の日本人の体制も含まれていると語る。戦争は人災であり人と人との対立がゴジラの中にあると答え、人が恐れるものは人という考えで人のような造形をしているという。その人のような造形をしているゴジラに向き合うのが人。ただジッと対峙している。
小谷はゴジラについて神のような存在でもありマイナスのイメージがありやりがいのある肖像だったという。
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