東京都知事選をめぐっては立憲・蓮舫参院議員が立候補の意向を固めている。これに対し自民党は小池都知事との連携を視野に入れ、公明党も推薦要請があれば前向きに検討するとしている。また、静岡県知事選は野党側が推薦した鈴木康友氏が大村慎一氏を破って当選している。自民党は4月の衆院3補選に続き敗れる形となった。政治とカネの問題も影響したものとみられるが、自民党は3年後に法律を見直す規定を盛り込む案を浮上させていて、調整の先送りを目指すものとみられる。これに対し立憲民主党はパーティーの禁止を提案しながらも、当時岡田克也幹事長らがパーティーを開く考えであり、岡田幹事長は「自民の方は何もやらない」などとコメントしていたが、その後党内外の批判を受けてパーティー中止を表明している。