都知事選の公開討論が昨日始めて行われた。まずは自己紹介からで、発言時間15秒前にベルが鳴るというルールである。その後の討論は自由に質問できる形式で実施された。蓮舫氏(56)が「神宮内苑は原生林、神宮外苑は人工林とハッキリ言ったが、その認識は今も一緒か」などと聞くと小池百合子氏(71)は「全国から献木された内苑になっていると承知している」などと話した。小池氏は先日の共同会見と同様に他の候補者には質問をしなかった。「4年間の都政」をテーマに移ると石丸伸二氏(41)は「大改革と言ってるが、改革は現状を否定していくもので、3期目となるとこれまでを更に否定するのか」などと聞くと小池氏は「築地については食文化を必ず生かす。何も変わっていない」などと話した。田母神俊雄氏(75)は「豊かに暮らせるという町でなければいけない。所得を増えるような政策を取っていかなければいけない。少子化対策について考えているのか」などと聞くと小池氏は「チルドレンファーストの都政を進めてきた」などと話した。来月の都知事選には4人のほか52人が立候補している。